【入試情報】高校入学時の学力と大学合格力
山田校の堀口です。
シリーズ「高校入学はゴールではなくスタート」。
「高校偏差値」と「大学合格力」の数値から見る「高校に入った後どうなるか?」を今回も「大阪と兵庫の高校」で比較してみました。
「大阪:府立豊中高校(以降豊高)」「兵庫:西宮市立西宮高校(以降市西)」、前回に引き続き「大阪:府立千里高校(以降千里)」「兵庫:県立北摂三田高校(以降北三)」です。
まずは高校入試偏差値からです。
※客観性/公共性を考えて、開進館合格判定テストの偏差値ではなく大阪進研資料を参照しています。
およそ、豊高と市西は同じような偏差値で、実際豊中やその近郊などで優秀な生徒は豊高、西宮やその近郊で優秀な生徒は市西普通科を受験するケースは多いです。なお、更に優秀な、学年トップクラスの生徒は兵庫なら神戸総理や市西GS(グローバルサイエンス)、大阪なら北野や茨木、となります。この辺りも似たような層の生徒が多いです。
一方、以前のブログでも挙げました、千里と北三も同じような偏差値帯なので並べています。
ただ、これも以前書きましたが、同じような偏差値帯ですが、塾講師の指導している感触としての合格させやすさは、
豊中>市西
千里>北三
です。
もう一点、大学合格力についても検証します。
(大学合格力とは、「偏差値などから算出した大学ごとの入試難度に各高校の合格者数を乗じて合計し、2022年度の卒業生数で除した値」<『ダイヤモンド・セレクト』より>)
卒業するころには、市西に軍配が上がっている感があります。
もちろん、市西はGSがあり、40名1クラス。高偏差値帯で入学してきた生徒が3年間、ひとつのクラスで切磋琢磨している環境は文理学科9クラスとは異なるかもしれません。
いろいろな要素はあると思います。たとえば北三も立地的に三田市というやや兵庫県他市と離れた位置に立地する以上、「三田市外に出ない超優秀生」は千里に比べたら割合が上がるかもです。
が、それでもです。それでも塾講師の感覚として「豊高や千里進学者、中3時のあの学力と姿勢のままいけばもっと上のレベルの力がつくのでは?」 と思います。
やっぱり帰結するのは
「高1の1学期スタート時でどれだけスタートダッシュできているか。」
「高1の1学期から中3時の勉強量を維持した姿勢でいられているか。」
ここ、大きいと思います。このスタート時の差が大学受験時の差に大きくつながっていると思います。
(9/30のブログにも書きました。こちらもぜひご覧ください。)
開進館では兵庫の方はもうすでに、各地域に高校準拠コースを開設しています。
(案内はコチラ)
前にも書きましたが、大阪の高1生、まだまだ勉強量を増やすキャパはあると思います。
大阪北摂地区の開進館でも、2023年度から準拠コースなど高1指導の拡充を、今年度よりさらに図ってきます。
開進館では、高校入試でに向けての指導しつつ、先を見据えた指導にも力を入れていきたく思います。
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<開進館山田校 秋の受験・学習情報セミナー>
小3~6 11/12(土) 14:00~15:00
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なお、低学年の保護者様へは、
年長~小2 11/26(土) 13:00~14:30 玉井先生教育講演会(ライブビューイング)
の予定です。
小3~中2校内生の皆様には来週、授業時にお手紙をお渡しします(コチラ)。
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なお、書面自体は校内生・校外生共通のものです。