大阪府教育委員会、大きく軌道修正しました。「易化した」です。

この英検問題、実は高校の方でも「問題視」されていた節があるようです。ある文理学科設置校で「この生徒、本当に英検2級持っているの？英語レベルが…」という生徒が多く、「どの学年で英検2級を取得してその高校に合格してきたか」を調査したところ、英検取得した学年が古ければ古いほど英語力が低い、という相関関係があった。おそらく「中1で英検2級取れたから」と中3受験期に英語に力を入れなかったあまり、高校に入る時に英語力がかなり低下している、ということも。

英検2級取得は確かに「当日何点取っても8割保証」です。

しかし、今年の入試傾向を見ると、とくに文理学科設置校であれば8割以上の生徒はかなり多くいたことでしょう。

だから、当日得点6割程度だったが英検持っていたため豊中高校に合格できた！という生徒は、入ってからかなり頑張らないといけないことになっているはずです。

よって、英検2級はあくまでも「最低点の保証」です。

英検2級取ったから文理校合格できる、という幻想はないと考えておかねばなりません。

英検2級取れた中3生の皆さん、あぐらかいてはいけません。当日9割をとる勉強をしておきましょうね！

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