【子育て論】「数学なんて将来何の役に立つの?」と言われたら。

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今日、開進館山田校では、小5~中1を対象として保護者セミナーを実施しました。

 

テーマの一つとして、子どもから「数学なんて将来何の役に立つの?」と言われた時になんて答えるべきか?

 

ということを取り上げました。

 

なんて答えたらいいんでしょう?

 

<解答例>

 

「将来困るからだよ」「社会に出たら必要になるからね」

 

「勉強は全部、やっておくものだから」「あなたの仕事だから」

 

「お母さんも昔は嫌だったけど、頑張ったよ」

 

「受験に必要だから」「テストの点数上げないと」

 

「数学くらいできないと恥ずかしいよ」

 

これら、全て×ですよね。

 

言われてモチベーションが上がる解答はひとつもありません。

 

 

今の子どもたちって、いろいろなところから情報を得てますよね。

 

テレビはもちろん(むしろ少ない?)、YouTube、SNS …

 

いろいろなところに、インフルエンサーがいて、いろんな情報を発信してくれています。

 

だから、ちゃんと子ども目線で答えていかないといけないです。

 

 

「将来のためだよ」なんて言われても、

こどもにとって“将来”はあまりに遠くて、実感が湧かないですし。しかも親自身が今それを使っていないのを子どもは見抜いてしまいます。

 

「勉強は全部、やっておくものだから」なんて言われても、

子どもは“自分で考えたい”時期です。理由を示さず命令されると、「自分の疑問を軽く扱われた」と感じ、反発を強めるだけです。

 

 

今の中1が高校受験を迎える令和10年度から大阪府の高校入試が大きく変わろうとしています。

 

公立入試で「特色枠」が出てくるなど、「将来どうなりたい?」「高校でどういうことをしたい?」を自分で考えられるようにしていかなければなりません。

 

となると…

 

将来のことも含めて、目的意識をもって勉強していけるような中学生になっていかなければなりませんね。