【入試情報】早稲田大阪入試情報
山田校の堀口です。
何度かこのブログでも取り上げていますが、早稲田大阪の最新入試情報です。
早稲田大阪の特徴、「早稲田大学への最短距離である」
これは間違いないです。
以下、これまでにも挙げた情報ではありますが、再確認。
校名変更に伴い、
①早稲田大学への推薦枠が39枠→74枠
ほぼ倍増です。関西の高校で早稲田大学への指定校枠をこれだけ持っている学校は他にはありません。
②コース名称はの変更
Wコース 30名 → 早稲田コース 74名
Bコース 70名 → 文理コース 70名
Aコース 140 → 総合コース 140名(吹奏楽クラス35名)
③土曜日の授業
正規授業はなしに。ただし、さまざまな教育活動を展開。
2025年度入試の変更点をまとめます。
①コース名変更(上記)
②募集人数 上記の通り早稲田コース増加
③資格点数化入試(英検などの資格活用)は併願にも適用
④吹奏楽部入試において実技試験はなくす
私見を述べます。
校名変更する「早稲田大阪」。ついに「摂陵」という名前が消えてしまいます。
寂しい気もします。
ただ、この校名変更は「それだけの覚悟を学校が持っている」ということだと思います。
特に冠となるコース「早稲田コース」。
安直に「早稲田へ全員進学できますよ」という「早稲田の安売り」ではないことは間違いなさそうです。
はい、そうです。あの早稲田大学です。
早稲田コースに限らず、学校全体では高大連携教育で、早稲田大学の恩恵はかなり受けると思います。
ただ、「早稲田コースに入るからこそ価値のある学校」であるともいえるのでは。
そのカリキュラム。
早稲田コースは「早稲田大学進学後に耐えうるレベルをクリアしなければならない」です。
推薦枠もたくさんあります。ただ、この枠は「埋まるとは限らない」そうです。
簡単に切符がもらえるわけではない。
いろいろありますが、ひとつ取り上げると、早稲田コースは「情報Ⅱを高3で履修する」ようです。
諸々調べるとこの情報Ⅱはなかなか「本気」です。かなりのレベルのことをやります。
「情報Ⅰ」=(提示された)ある目的を達成するためにプログラミングする
「情報Ⅱ」=(正解のない)ある問題を解決するために情報技術を活用し、情報システムを構築する
まさに、今求められている力を養成していく情報Ⅱ。
昭和・平成は「決められた答えを出せる」のが優秀な生徒。
令和のいまは、「答えのないところに答えを作って見出せる力」が求められる。
まさに「今求められている力」。
その他、早稲田コースは「卒論」「英検ではなくTOEFL」「情報Ⅱ」「高大/産学連携」あり。
進学後、早大の大学生として「早稲田たれ」を体現できそうで、もっと言えばそのまま大学入学後起業もできるのでは、という力までつけていけそう。
そして、その気概をもって入学しなければ、せっかくのものも生きない。
「早稲田への指定校多いよ!楽に早稲田進めそう」ではありません。
それなりの気持ちと覚悟をもって「3年後の一人暮らし」が何不自由なく、自立してできるような高校3年間をすごせなければいけませんね。