【入試情報】2025年度関西大倉高校+α
山田校の堀口です。今回は入試情報、北摂で安定の人気を誇る関西大倉高校です。
結論、「2025年入試制度は大きく変更なし」です。そりゃそうですよね。
昨年度「総合コースは特進コースに統合」という大きな変化がありましたし。
関西大倉は強いですね、やっぱり。
中学入試も、受験者の中で第一志望が増えてきている ようです。
高校でも時代に見合った、国際教育も強化していっている。
海外大学進学を検討し始めている生徒も増えているとか。
そして、現役での国公立大学合格数が過去最高数の178名。
進路の方針としては
「大学合格はゴールではない」「ひとり一人と向き合う」
だそうです。
→大学受験で成長し、大学入学後も成長し続けられる
→安易な進路選択に流れそうならストップをかける。最後まで粘り強く受験に導く。
大学入試で最近のはやり「年内入試」。
いわゆる、総合型選抜(旧AO)と学校推薦型選抜。
年内入試で決めてしまえれば早く終われます、受験。楽ですよね。
しかし、「進路、本当にそれでいいの?」「先のことちゃんと考えている?」
そういうことに先生たちが向き合って進路指導をしてくれる。
これは大切なこと。
また、コロナも経て近年、「安全志向」「手堅く」のようなワードがよく聞かれます。
たしかに自宅から通える、府内や兵庫県阪神間の大学ぐらいであれば、安心。
しかし、「本当にやりたいことができる大学」という進路が考えられることも大切。
関西大倉、
「南極について学びたいから弘前大学に進学します。」
「火山の研究がしたいから鹿児島大学に進学します。」
「離島で教員になりたいから長崎大学に進学します。」
という進路を考えた生徒さんもいたとか。
先日のブログでも書きましたが、高校入試でも数年後には改革がスタートするとのこと。
◎特色入試
→安全志向、手堅く。
◎入試日程前倒し
→早く入試を終わらせる。
大学入試でも高校入試でも似たような現象が起きそうですが…
しっかり、「やりたいこと」が持てるようになっていかないといけないと思います。
「低年齢化」という言葉があります。
「小5で英検準2級まで持ってます。」
「小6ですが公文で高校数学学んでいます。」
こういうことを周りで聞くと、保護者のみなさん、ちょっと焦りません?
「え?うちの子、英検とか受けさせたことないし」
「え?うちの子、割り算のひっ算もまだ怪しいのに」
小学生から高校生、多くの生徒さんを見ている塾の講師からすると、「思っているほど大した差にはならない」と思います。
それよりも「その英語をどのように何に使いたいのか?」「その数学力を何に使っていきたいのか」が早く持てるほうが強いです。
そのようなことを感じている昨今です。