【入試情報】<公立入試>千里高校(総合科学科)の2024年度

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山田校の堀口です。「2024年度入試」の紹介。

 

今日は「千里高校総合科学科の2024年度入試」。

 

山田校から一番近く、当校には1年生の準拠コースもありますので学科ごとに分析します。

 

 

【千里高校(総合科学科)倍率推移18-24】

0514千里高校科学

いつも通り、上記のグラフの説明から。

青の点線は2月に発表になっている希望調査の倍率、赤の実線が実際の入試倍率です。

 

千里高校は、第一志望-科学科 第二志望-文化科

のような志願の仕方ができます。

 

よって、「学校倍率」でも見ておく必要があります。

 

【千里高校(学校)倍率推移18-24】

0514千里高校学校

 

 

これだけ見ると、「科学科、倍率下がったんだな。人気下がってくるのかな?」ですが、違います。

 

6年ぶりに科学科の定員が1クラス増えたからです。実は受験者数としては、ここ数年で最多となっていました。

 

千里高校は、文化-科学高なので、いうなれば「中3段階で文理選択が必要」です。

 

総合科学科に進む=理系

国際文化科に進む=文系

ですから。

 

だから、受験が難しい。10年ぐらい前までさかのぼると、そこまで倍率が上がり切らないことが多かった(と記憶しています)。

 

しかし、ここ数年科学科の倍率は高い。

 

受験生の心情として

1. 豊中か春日丘を受けたい

2.倍率や実力面で自信がない

3.北千里まで下げたくない

4.関西大倉や箕面自由にするか…

5.いや、やっぱり公立がいいから

というところで、千里-科学科、という結論になっている生徒も一定数いるのだと思います。

 

また、千里高校は、ここのところ大学進学実績も好調。

<HPの進路情報>

千里高校進路状況

 

こういうところも、千里志願者増につながっているといえます。