【山田校】<公立入試>北千里高校の2024年度

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山田校の堀口です。「2024年度入試」の紹介。

 

今日は「北千里高校の2024年度入試」。

 

北千里、ちょっと気になる推移をしていいます。

 

 

 【北千里高校倍率推移18-24】

0512北千里高校

 

いつも通り、上記のグラフの説明から。

 

青の点線は2月に発表になっている希望調査の倍率、赤の実線が実際の入試倍率です。

 

 

 

2月(つまり1月に採られた)希望調査の結果。今年は1倍を切っていました

 

つまり、定員割れの可能性があった。

 

 

そして数だけを見るに、年々希望者が減っています

 

受験生の動向として

1. 千里や箕面のグローバルを考えていた?

2. 上記の高校の希望者倍率をみて、倍率が高く合格が厳しく感じた

3. 最終的な受験校は北千里に落ち着いた

というように見えます。

 

 

北千里だけは、地域の他の人気校と入試方式が異なります

 

タイプⅡ 入試当日:内申点=6:4です。

 

多くの学校がタイプⅠ 7:3ですが、北千里だけは一貫して、いわゆる「タイプⅡ」です。

 

箕面か北千里か、となったときに、「内申点が高いから」、北千里を志願するケースも少なくないかと思います。

 

その分、「真面目で頑張り屋さん」の生徒さんが多いイメージの学校です。

(実際開進館から受験される生徒もそういうタイプが多いです)

 

 

もう一つ懸念されるのは、進学実績もここ数年下がり傾向にあること。

 

<HP記載の進学実績>

国公立大学の大学合格者数の変化(既卒生含む)

主要私立大学の大学合格者数の変化(既卒生含む)

 

 

北千里高校は、立地的に「阪急千里線の終着駅」で駅からやや歩くため、学校近郊の吹田市内以外から阪急以外を使う生徒は少し通いにくいことは学校選択の中で検討材料として出ては来ると思います。

 

また、近隣の私学が特色を打ち出していることも、倍率低下の要因につながっていると思います。

 

私立の無償化で専願倍率の上昇も予想されます。

 

ここから変化に注視していこうと思います。