【入試情報】関西大学高等部ってどんな感じなのかな?
山田校の堀口です。
関西大学には3つの併設校があります。
・関西大学第一
・関西大学北陽
・関西大学高等部
一高と北陽は阪急千里線にあるため、山田駅近隣の方は馴染みはあるのでは、と思います。
今日は、少し遠いので、もしかしたらあまりよく知らないかも、ということで、関西大学高等部を少し書かせていただきます。
【関西大学高等部 専願率推移14-24】
こうしてみると、ここ10年ほどで、専願が徐々に増えていることがわかります。
「関大高等部」って、ちょっと遠いし、おんなじ関大系列なら、近いほうがいい。
というご意見もあるかもしれませんが…
もし、関大系列校を考えるのであれば「3校あれば、3校違いがある」ということ、知っておく必要アリです。
まず、関大高等部は、名前が「併設校らしい(?)」名前なのに、関西大学の各学部を希望する高3生の割合が、80%未満です。
では、進学後どうなるのか…?
5〜10%は国公立大学を併願受験するので、関大への入学は70%前後、ということになります。
(理系が多い時は、医歯薬系が多い時だそうです)
意外に思いませんか?
「外部受験する割合が比較的高い」からかもしれませんが、比較的真面目に勉強しよう、という生徒さんが多いイメージあります。
また、専願の生徒さんの中で、女子生徒さんの割合が増えているようです。
2024年度入試 男子:24名 女子:34名
2023年度入試 男子:29名 女子:18名
専願率の上昇について、無償化の影響などもあるか…と思って、関大高等部の先生に伺いました。
「女子生徒さんをお持ちの保護者の方の考え方が、大学付属で大学受験もなく、施設の綺麗な環境で学ばせたいと思うケースが増えたのでは」とのことでした。
このあたりからも、他の併設2校と少し雰囲気は異なっていると思います。
関大系列校、それぞれにそれぞれの良さがあります。
受験・進学を検討する際は、よくその違いを見ておいたほうがよいですね。