【山田校】英検と高校入試。小学生はどうするべきか?①

英検0530

山田校の堀口です。

今週末は英検です。中間テストが終わったところの中3は、行きつく暇なく英検の最後の追い込みをしている、という生徒が多いでしょう。

 

大阪府の高校入試で英検2級が合格基準に入れられるようになってもう7年ぐらいかと思います。

 

英検2級取得=入試当日の英語の得点を8割担保

 

めちゃくちゃ大きかったです。

 

合格者の平均得点率が数年前まで5割程度でしたので。

 

ここに「8割担保」となると、「英検ミラクル」の合格がでてましたが…

 

 

ところがです。

 

昨春、つまり2022年春の入試ではC問題英語の合格者平均点が「69.0点(100点換算)」となりました。

 

端的に言えば「易化した」です。

 

 

となって、今年もその傾向が続きました。

 

よって

「英検合格志望校合格切符安全神話崩壊」

となったわけです。

 

 

ただ…

このC問題。英検なんかで鍛えている生徒からすると「8割とかいけるじゃん」なのですが、そうではない受験生からすると、スピードと正しい判断が求められるため、なかなか厳しい。

 

よって、

C問題採択校受験者は、

英検2級を持っておくと、

「当時得点の最低保障が得られる。」

となります。

 

結論、

「GL校(文理学科設置校)受験者は英検2級は持っておくべき」

です。

 

 

なお、公立は「2級持ってるか否か」だけですが、

私立はいろいろです。

 

【大阪北摂のおもな私立高校】

ほとんどの学校は、英検による英語得点の読み替えをし、入試の得点と比較して高い方が得点として採用されます。

<関西大倉高校>
英検準1級で100点
英検2級で80点
英検準2級で70点

<梅花高校>
(出願時に英検3級が必要)
英検準1級以上は100点
英検2級は90点
英検準2級は80点
英検3級は70点

<追手門学院高校>
英検準1級で100点の換算
英検2級で85点の換算
英検準2級70点の換算

<関西大学高等部>
英検の取得級が2級以上に対し15点、準2級に対し10点を加点し判定

<関西大学第一高校>
英検3級で入試得点に+2点
英検準2級で入試得点に+10点
英検2級以上で入試得点に+15点

<履正社高校>
英検準1級以上は100点
英検2級以上は90点
英検準2級以上は80点

<箕面自由学園高校>
英検準1級は95%n英検2級は85%
英検準2級は75%

 

 

では小学生はどうしたらいい?

は次回に書きます。