【山田校】小学生の国語力。

1019全学年

山田校の堀口です。

タイトル、やや広大なテーマにしてしまいました (;^_^A

今日は、普段小学生の国語の授業をしていて感じていることの一端を書きます。

 

「うちの子国語力なくて。本とか全然読まないんです。」

 

塾で教えていて、半年に一度ぐらいはほぼこれと同じフレーズで相談を受けることがあります(言い過ぎ?)。

 

「国語力」という定義づけは難しいです。私はいろいろな力が複合されたものだと思います。空気を読む力やコミュニケーション力もあると思います。

だから、中学生などで「この子国語力あるだろうな」と感じる生徒でも国語の成績がいいとは限らない。

(でもたいていそういう子は「本気で勉強していないだけ」ということが多い。なぜなら興味がわかないから。)

 

「国語力」を「=国語のテストの点数」と捉えると、これもまた違った力になると思います。中学以降の「定期テストの点数」で点数が良い生徒は、だいたい「まじめにノートを取り、プリントも空欄にすることがない。テスト前は教わったこと内容をしっかり頭に入れてテストに臨むことができる」です。

 

個人的には小学生のうちの国語力は「=語彙力」でよいと思います。だから、本をたくさん読む生徒は必然的にことばに触れる機会が多い。よって、その意味で国語力がある。

漢字の練習なんかで前後の文をちゃんと読みながら漢字を勉強することも大きな意味があると思います。

 

また、よくしゃべる子。アウトプットが上手なケースが多いですよね。ただ「何しゃべっているかわからないパターン(男の子に多い)」。お母さんがよく仰ってます。これ、大事にしてあげて欲しいです。「あんた何しゃべってるかわかんない。整理してからしゃべって!」みたいになると、その大切な芽を摘んでしまうことになりかねないです。言葉やその運用の仕方を知らないだけなので(そりゃ知らなくて当たり前)、そういうこともコミュニケーションの中で伝えていってほしいです。

 

話が散らかってきそうな気がするので、元に戻します。

 

「本を読まない」のケース。これ、多いパターンが「お父さん、お母さんも本を読まない」です。突然変異的に子どもだけ本好きになることは少ないと思います。大好きなお父さん、お母さんが本を読むのを見て、マネして横に座って本を読んで、というケース、あると思います。

 

たくさんのお子さんを見てきたので、ほんとうに様々です。上記に限らないです。でも、少なくとも国語の成績云々は別として、人付き合いがきちんとできて、相手の気持ちも慮る(空気読める)人になっていってほしいですね。

 

 

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