【山田校】英検と高校入試。小学生はどうするべきか?①
山田校の堀口です。
今週末は英検です。中間テストが終わったところの中3は、行きつく暇なく英検の最後の追い込みをしている、という生徒が多いでしょう。
大阪府の高校入試で英検2級が合格基準に入れられるようになってもう7年ぐらいかと思います。
英検2級取得=入試当日の英語の得点を8割担保
めちゃくちゃ大きかったです。
合格者の平均得点率が数年前まで5割程度でしたので。
ここに「8割担保」となると、「英検ミラクル」の合格がでてましたが…
ところがです。
昨春、つまり2022年春の入試ではC問題英語の合格者平均点が「69.0点(100点換算)」となりました。
端的に言えば「易化した」です。
となって、今年もその傾向が続きました。
よって
「英検合格志望校合格切符安全神話崩壊」
となったわけです。
ただ…
このC問題。英検なんかで鍛えている生徒からすると「8割とかいけるじゃん」なのですが、そうではない受験生からすると、スピードと正しい判断が求められるため、なかなか厳しい。
よって、
C問題採択校受験者は、
英検2級を持っておくと、
「当時得点の最低保障が得られる。」
となります。
結論、
「GL校(文理学科設置校)受験者は英検2級は持っておくべき」
です。
なお、公立は「2級持ってるか否か」だけですが、
私立はいろいろです。
【大阪北摂のおもな私立高校】
ほとんどの学校は、英検による英語得点の読み替えをし、入試の得点と比較して高い方が得点として採用されます。
<関西大倉高校>
英検準1級で100点
英検2級で80点
英検準2級で70点
<梅花高校>
(出願時に英検3級が必要)
英検準1級以上は100点
英検2級は90点
英検準2級は80点
英検3級は70点
<追手門学院高校>
英検準1級で100点の換算
英検2級で85点の換算
英検準2級70点の換算
<関西大学高等部>
英検の取得級が2級以上に対し15点、準2級に対し10点を加点し判定
<関西大学第一高校>
英検3級で入試得点に+2点
英検準2級で入試得点に+10点
英検2級以上で入試得点に+15点
<履正社高校>
英検準1級以上は100点
英検2級以上は90点
英検準2級以上は80点
<箕面自由学園高校>
英検準1級は95%n英検2級は85%
英検準2級は75%
では小学生はどうしたらいい?
は次回に書きます。