【受験情報】R10 特色枠の件②「北千里高校」
山田校の堀口です。特色枠の件です。
今日は「北千里高校」を取り上げます。
「北千里らしい」特色枠の設定になっていましたね。
区分
:学科等への適正
重視する観点
:中学校における学習状況 学力検査の成績
募集割合
:普通科 10%(R08入試定員では32名/320名)
選抜方法
:志願者全員を学力検査の成績(各54点満点とした270点満点)及び調査書の評定(1年:2年:3年=2.8:2.8:8.4とした630点満点)の合計(900点満点)の高い者から順に並べ、募集人員の上位10%に到達した者を合格とする。
現在の入試方式では入試当日:内申点の膨張&圧縮割合は…
タイプⅠの学校 630:270(入試1.4倍 内申0.6倍)
タイプⅡの学校 540:360(入試1.2倍 内申0.8倍)
タイプⅢの学校 450:450(入試1.0倍 内申1.0倍)
タイプⅣの学校 360:540(入試0.8倍 内申1.2倍)
タイプⅤの学校 270:630(入試0.6倍 内申1.4倍)
現行の制度でタイプⅤの方式をとっている学校は大阪府下の公立高校でゼロです。
ところが、北千里はこのタイプⅤの方式で10%を合格とする…
北千里は「真面目な生徒さん」が多いイメージです。
立地的にも阪急千里線のドン付きとなるため、なかなか遠方の地域から通いにくい。
よって、大阪北摂の落ち着いた雰囲気の生徒さんの割合が高い。
考えようによっては、「地味」なイメージもあるかもしれない。
でも、今年制服が変わりました。
素敵になりましたね。ちょっとあか抜けた、というか。
ちょっと派手路線も取り入れていくのか…?と感じました。
今回のこの設定を受けて。
北千里高校はこれまでの学校の「落ち着いて真面目なイメージ」は大切にしていきたいんだろうな、と感じました。
北千里は課題の量もなかなかで、真面目にコツコツやれる生徒さんでないとちょっと厳しいかもです。
だからこそ、通知表の評定がいい生徒さんに入学してもらい、大切に鍛えて育てていきたいのかな、そういう印象を受ける設定でした。