【受験情報】R10 特色枠の件①
山田校の堀口です。
いよいよ出てましたね、R10入試特色枠の件。
今日はその第一弾です。
R10特色枠って何?という方もいらっしゃるかと思うので、まずはその話から。
現中1が受験する令和10年度の入試から、大阪府公立入試の改革が始まります。
目玉のひとつとなっているのが「特色枠の設定」です。
各学校の総募集定員の50%以下まで、学校ごとアドミッションポリシーを踏まえて、独自の判断基準で合格者を決めていく、というものです。
あくまでも生徒の個性や可能性を引き出すことを目的としており、受験生がそれまでに取得した資格や受賞歴に基づいた合格者の決定ではない。
(よって、英検2級持っているとかはそこに含まれない)
といったものです。
発表を見て感じたこと。1回では書ききれないので今回は第一弾として「GL(文理学科)校」です。
「10校ともほぼいっしょの選抜方法」でした。
①募集割合は10校とも10%
⇒つまり320名定員なら32名まで
②選抜方法…
●北野と天王寺
志願者全員を学力検査の国語、数学、英語の成績(270点満点、英語資格を活用しない点数とする)の高い者から順に並べ、募集人員の上位10%に到達した者のうち、エントリーシートの評価が特に求める具体的な生徒像に合致する者を合格とする。
●その他8校
志願者全員を学力検査の国語、数学、英語の成績(270点満点、英語資格を活用しない点数とする)の高い者から順に並べ、募集人員の上位10%に到達した者を合格とする。
シンプルに「テストの点数で上位10%」です。
GL校はこの設定はなかなか難しいと思います。びっくりするようなものには設定しにくい。
何せ、「小学校の時から目指しています」「親がその高校出身だから何なら生まれた時から目指しています」的な人もいるかと。
だからシンプルに「テストで高得点」これは文句なし。
なお、英検活用はまだ生きてます。
ただ、読替率が
・準1級/1級 100%から90%に変更
・2級 80%から70%に変更
GL校を受ける生徒たちは、当日8割ぐらい得点する生徒が多いので。
(よって、英検2級は「当日よっぽどしくじったときに最低保障」でもあった方が安心。合格を引き寄せるものにはならない。)
難関公立高校を目指す生徒たちにとっては、
これまでと抜本的な変更というほどではなかった = これまで同様勉強など頑張って高校入試を迎えようね
ですね。