【受験情報】関西大倉高校とGL校

受験情報ブログアイキャッチ

山田校の堀口です。

 

中3生は、いよいよ私立受験校決定の時期になってきました。

 

専願にするのか、併願にするのか、ということもです。

 

大阪でGL校を受ける中3生の中で受験者の多い”かんくら(関西大倉高校)”を取り上げてみます。

 

 

<関西大倉高校合格基準(五ツ木B判定)>

特進S 専願:70  併願:72

特進 専願:58 併願:60

 

大阪府の私立専願率が40%に年々近づく近年でも、例年専願率は8~9%の学校です。

 

ただ、茨木や豊中の受検者の大半が受験します。

 

「え?茨木受けるのに”かんくら”併願にしないの?」という感じです。

 

先生たち。

入学してからの指導にも、かんくらの先生は自信をもってやっておられる様子です。

 

生徒たち。

また、定期テスト期間中に一度お邪魔したことがありますが、「勉強する雰囲気」がしっかりです。

 

それはそうですよね。

 

「豊中✖でかんくらになったから、絶対国公立大学行ってリベンジしてやる!」という気持ちを強く持つ生徒さんも多いでしょう。

 

特に特進S。

 

結構シビアです。

 

去年のデータを見ると

特進Sの専願は合格者3名/志願者56名。

ほとんど特進に回し合格となっていることだと思います。

 

そんなかんくらの今年はどうなるのか?ですが。

 

以前のブログに公立高校の今年の定員のことを書きました。

11/17ブログ

 

茨木の定員が減っています。

 

そして、今年の各中学での進路指導の様子を通ってくれている生徒から聞いていると…

ちょっと受験基準が下がったかも、という印象を受けます。

 

ということは。

「関西大倉を受験する生徒が増える可能性がある」が、「茨木の定員は減る」

です。

 

関西大倉の受験者。

2025年-1143名 2024年-1168名 2023年-1305名

(2023年までは総合コースありだが、総募集定員は変わらず)

ここ2年程絞り込んできました。

おそらく2026年は2023ぐらいの水準になる?

 

特進Sコースは35名の1クラス定員。

2025年の特進Sコースの入学者は36名

実にちょうどいいぐらいでした。

 

特進コースは280名定員。

2025年の特進コース入学者は292名

これもちょうどいいくらいでした。

 

特進Sは茨木受験者でもかなり合格のハードルは高い。

専願でもハードルは高い。

 

特進はおそらく受験者増にはなる。

おそらく、学校で同じように受験した友達も「ほとんど特進に回し合格になった」となると考えられます。

 

 

<茨木受験予定者の皆さん>

特進Sに合格できたら茨木受験で実力をちゃんと出せば、合格は間違いなさそうです。

特進に回し合格になったら…

あとは過去問の得点状況で最終判断です。

 

 

<豊中や春日丘受験予定者の皆さん>

特進Sでの合格はかなり厳しいと考えられます。

五ツ木判定で豊中A判定でているぐらいでないと。

特進に回し合格になってもそれほど気にする必要はないと考えられます。

最後は上記同様、過去問の得点状況で最終判断です。

 

 

気になるのが、「今年かんくらさんが特進Sの合格を例年以上に出したとき」です。

 

茨木高校の定員が減っていますし、「特Sうかったし、茨木にchallenge!」が増えて、倍率が高騰する…なんてことも。

 

いずれにしても、どの学校を受けるにしても五ツ木模試でB判定以上が出ている生徒さんは、落ち着いて受験すれば合格はまず大丈夫と言えます。