【山田校】中間テスト→実力テスト(中3生)

山田校の堀口です。早い学校は来週中間テストですね。
タイトル「中間テスト→実力テスト」増えてますね。
山田校の近隣の中学校。去年までのここ数年であれば、竹見台中は「確認テスト」。青山台中、古江台中、高野台中、山田東中は中間テストが行われていました。
中3の話ですが、今年は竹見台中、高野台中、山田東中では実力テストを実施するようです。
特に3年生は修学旅行の日程に関係で中間テストまでに範囲が進まない、など学校さんそれぞれの事情などもあろうかと思います。
個人的には生徒たちがこの実テをうまく使うことができれば、いいことなのではないかと思います。
5/2のブログの公開模試論でも同じようなことを書きました。
つまり、「実力テストだから実力で受ける」のようにならず、これまでの苦手箇所をしっかり見つめ直して取り組んで、苦手を解消することができていれば、生徒たちの学力アップにもつながると思います。
ただ、このあたり、中3生ぐらいではまだ難しいのでは、と思います。
もちろん、本当にしっかりしている中3生もいます。
例えばテスト範囲のワークを、終了日を決めて逆算して1日何ページずつやるべきかをきちんと計画立ててやれる、という子どももいます。
でも、大半の中3生は、こういうことを正しくしっかりできないのではないかと思います。
つまり「勉強法や勉強の計画を自立して立てる」ということはなかなかできない。
そこで、中3であっても、保護者のかかわり方は大切だと思います。
大人なら俯瞰してものごとを見られます。
ただ、手取り足取りはダメです。自立心が育たない。
高校以降、保護者の指示を仰がねば実力アップの勉強ができない、となれば…まずいです。
よって、この中3段階で「考えて勉強できる姿勢」は身につけさせておくべきだと思います。
具体的には(一例)
①これまでの定期テストをいっしょに見返してあげる。
②明らかにニガテ分野の得点率が低いことに気づく。
③その間違えていた問題を数問トライ。
④できていたらいいけど、そのテストを受けた時よりさらに「劣化」したら、そこが「患部」。
⑤その「患部」をしっかりやり直すように提案。
⑥お子さんにはそれでよいかを確認。
⑦わからなければ塾や学校で先生に聞くようにしようと提案。
ここで大切なのは「意思」を持たせること。
「親に言われたから」だったら指示待ち人間になってしまいます。
だから、「言い方」は気を付けないといけません。
命令や指示にならないように。
いわゆる「トップダウン方式」にならないように。
お子さんの方から「僕は/私はこの単元の○○のような問題が特にできない。だから××したいと思う。」など、自分の考えが出てくるようにしたいところです(ボトムアップ的に)。
義務教育最後の1年。いい形で高校につなげられるようにしたいですね。