【入試情報】2025年度大阪高校受験情報
山田校の堀口です。
今回は大阪高校、大高の2025年度受験情報です。
文理特進コースの改革が始まるようです。
募集人員は
文理特進 120名
総合進学 360名
探求 70名
合計 550名と、2024年度と変更はありません。
変更点としては、入試日程が1日に変更になること。
面接はありません。5科筆記と作文のみです。
作文のテーマは
・中学生活で印象に残ったこと
・大高でチャレンジしたいこと
・探求したいこと
冒頭にも書きましたが、文理特進改革を進めていくとのことです。
「したいこと、学びたいこと」が進路につながるように、工夫された、
ものすごく、たくさんのメニューを用意してくれるようです。
「大高オリジナル夏期講習」
・裏話から学ぶ日本史
・高次工程式図解
・医療従事者になりたい人へ…
など。
それ以外にも
「CHOLAゼミ」「ラボ」で大学、専門学校、企業と連携
「Nプロジェクト」~京大と手がける超・大規模プロジェクト~
など。
大高のチラシその他に
主体的に行動する”オモロイ”18歳!
といいうキーワードがたくさん見られます。
なんとも、大阪の学校らしいキーワード(笑)
以下、誤解を恐れずに書きます。
大高へ進学する生徒は「明確に、中1から大高目指してました」というケースは少ないと思います。
特に吹田市や豊中市北部の中学からは。
・中学で部活はそれなりに頑張った。でも高校でガチでやるかって言ったら…やらんかな。
・勉強ニガテやな…内申点もそんなに高くもないし…
⇒大高ならうかる可能性ありそう。オープンスクール行ってみて悪くなさそうだ。うん、大高にしよう。
こんな感じで進路決定していく生徒の割合が比較的高かったように思います。
ただ、今回の「文理特進の改革」は、「中1から大高目指してました」の割合を高めるのでは、と思います。
と言いますのは、上記青字のような進路決定をした生徒が、「大高行ってよかった」と言って語ってくれるケースが多いからです。
勉強に自信がなさそうだった中学時代だった。
大高に入って「やりたいことを見つけられた。勉強がオモロクなった。高校で始めた部活がオモロイ。」という声。
これは大高進学者に限ったことではないのですが、昔は「高校以降でやりたいこと見つける」が普通。
ただ、高校でも見つからず、「大学に入ってから見つける」になる。
しかし、大学に入ってからも見つからず、就活で困る。
のようなことになる。
高校でこうした「今まで知らなかった自分に出会える可能性が高い」というのは非常にいいことだと思います。
「オモロイ18歳」になれれば、難関大学に進んでもそうでなくても、将来どんな進路に進もうとも、充実できそうです。
中3生は部活を引退して「高校選び」がスタートしています。
ちゃんと「高校に入って何する?」をよく考えて、受験校を考えていってほしいと思います。