【入試情報】R7入試 アドポリ&タイプ発表
山田校の堀口です。
R7入試(つまり今年の中3生の入試)の公立高校のアドミッションポリシー(求める生徒像)と、学力検査問題の種類&学力検査の成績、調査書の評定にかける倍率のタイプが発表されています。
ついに、ですね。
北摂(吹田・豊中・箕面)で大きな変化があったのが、
池田 と 北千里 の2校です。
<池田>
タイプⅠ
英語C
数学B→C
国語C
数学がCに変更になりました。というか、元に戻った、といった方がよいかもしれませんが。
この制度スタート初年度はオールCだったのが、2017年度入試の「荒れた数学(高難度な数学)」で、それ以降Bに変更となっていました。
<北千里>
タイプⅡ→Ⅰ
英語B
数学B
国語B
ついに、北千里もタイプⅠに。制度開始からずっとタイプⅡを続けてきていましたが、ここにきて変更。
その他の学校はアドポリともに大きな変化はありませんでした。
昨日のニュースでもありましたが、早ければ再来年度からスタートする公立入試改革。
公立一般選抜の入試日程前倒しの件は紛糾していますね。
ニュースでも取り上げられていましたが「公立VS私立」の構図。
もちろんそういう意図ではない、とのことですが…
私立の専願率上昇&公立の定員割れ増加でこの施策ですと、そのように揶揄されても仕方ないところがあります。
個人的には、公立にもっと特色を打ち出してほしいと思います。
「○○高校に行けば、◇◇の力が身につく」のような。
もちろん北野や茨木、豊中などGL校の進学実績が高いのは誰でも知ってます。
それ以外の高校でいわゆる「中堅偏差値」のような学校、ご家庭は違いを知りたいと思っていると思います。
我々学習塾はある程度、その違いはわかります。
また、開進館では「学校準拠コース」があるので、特に豊中、千里、箕面などの学校は、生徒から生の声も聴けます。
同じ偏差値の私立はもちろん、なんなら、兵庫県の同じような模試偏差値の学校と比較したりもできます。
新しい入試改革で「特色枠(仮称)」があります。
ここに大きく期待したいと思っています。
例えば、
「高校在学時にTOEIC800超えたい。だから長期留学もしたいため、単位認定のある海外留学で公立を選ぶなら府立〇〇高校」
「ロボット開発をするために電子工学を学びたいから豊田工業大学に行きたい。公立なら◆◆先生がいる府立〇〇高校」(ここまで明確な中3生はいないか?!)
いずれにしても、中学生によき進路選びができるような入試制度になっていってくれることを切に願っています。