【山田校】英検のリニューアル
山田校の堀口です。
2024年度第1回英検が日曜日に終わりました。改めて、今年の英検リニューアルについて整理しておきましょう。
中高生はもちろん、小学生の皆さんも「英検は無関係」というひとはいません。
小学生であれば、高学年には少しずつ準備を進めていかねばなりません。
中学生であれば、「2級があるかどうか」で志願校変わってきます。
高校生であっても、「2級があるかどうか」で年内入試の受け方が変わってきます。
では、英検リニューアルについて、まとめておきましょう。
大きなポイントとしては、
〇3級以上のWritingが1題から2題に増加
〇1級・準1級・2級で「意見論述」に加え、「要約」問題が出題
〇準2級・3級で「意見論述」に加え、「Eメール」問題が出題
もう少し細かく
・1級・準1級・2級で語彙問題・長文問題の設問数が一部削減
・準2級の筆記が75分→80分、3級の筆記が50分→65分へ。
・準1級の意見を問う問題に話題導入文を追加
です。
2級「要約」にハードルを感じる中高生は多いと思います。
ポイントは「再話力=Retelling」です。
抜き出すのではなく、いかに言い換えてまとめられるかがポイントです。
キーワードを把握して、書かれている文章を論理的に言い換える。
近年の入試のトレンドとなってきていることですよね。
そして、日常生活においても非常に重要。
「あなたの言っていることって、つまり〇〇✖✖△△ってことですよね」と言い換えられると、話し手は「あ、この人よくわかってくれているな」ってなります。
なお、大阪府公立入試C問題英語のリスニングもこの要素、あります。
きちんと聞いて、話し手の言わんとしていることをまとめる。
また、「語彙問題減るから単語にそれほど力を入れなくてもよくなった?」と楽観的に思ってしまう中高生います。
これ、当然ダメです。
語彙力は読解でも英作文のでも必要です。
というように、さらに対策をしっかりしておかなければならない英検になっていきます。
なお、小学生は
小6までに3級
中1で準2級
中2で準2級+
中3で2級
という流れをとれると、気持ち楽ですね。
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