【入試情報】大阪薫英女学院高校
山田校の堀口です。
大阪薫英の先生とお話する機会がありました。
「特化型の学校」と感じました。
何がと言いますと…?
「英語に特化」の学校です。
薫英では、国際科に在籍する生徒は、高2のほぼ1年間、海外留学に行きます。
ニュージーランドかカナダのどちらかです。
高校生で1年間ですよ?そして、ちゃんと卒業に向けての単位認定もある。
だから、英検にも強い。英検2級取得はほぼ全員。準1級まで行く生徒も多くいるとか。
また、大学受験のいわゆる「年内入試」にも強いとのこと。
たとえば近大の公募推薦。
準1級で英語は100点換算されます。しかも高得点科目重視方式を使えば、2倍に得点換算ありです。
単純に考えると「薫英の国際に行っていれば、近大以上はカタい」とも言えますね。
ただし、です。
これだけのメリットがあるということは、デメリットも。
数学はほぼ数Ⅰ・Aしか勉強しない状態で高3になる、と言えます。
国公立の選択肢は狭まる可能性あります。
また、英語への特化について、いろいろな考え方出そうです。
これからの社会は「英語ができる人材」はあふれてくる。
となると、英語だけでは食べていけない。
よって、「英語+α」が要ります。
英語ができる数学の先生。
英語ができる、天文学の知識を持ったスタッフ。
英語ができる、日本舞踊の先生。 etc.
いろいろな考え方がありますね…
ただ、ひとつ言えるのは「薫英に行くと、英語は間違いなく伸ばせる」です。
高校進学後、下手をすると「何も身につかないまま浪人へ」もありえますし。
むしろ英語が苦手な生徒があえて志すのはありかもですね。