【入試情報】早稲田摂陵高校 入試情報
山田校の堀口です。
以前も少しとりあげた早稲田摂陵、行ってきました。
まずは写真から。
北千里や千里中央などからスクールバスがでていて、学校まで15~20分程度で連れて行ってくれます。
実際に高校におうかがいしたのは初めてでしたが、周りに大きな建物などがないので、空が広いです。
広々とした敷地で、学業・部活動などに打ち込めます。
以前のブログにも書きましたが、早稲田摂陵のポイントは
1. 高大連携教育
2. ミディアムサイズ校
です。
1については、「大学入試で終わりではなく、大学に入ってからも学び続ける意識を持つ」こと。
また、早稲田大学との連携で、いろいろな経験ができます。
早稲田大学からは「系列校の中で摂陵が一番大学を使っているね」と言われているそうです。
2については、私立高校は生徒数が多く大規模な学校が多い中、1学年300名程度なので、公立と同程度。また私立高校らしく、一人ひとりのニーズや適性に応じたオーダーメイドな学習・進路指導をしていく、とのこと。
そしてやはり最大の他の私立との差別化ポイントは
Wコース
ですね。
30名募集のこのコースは、「早稲田大学に行くためのコース」です。
だから、卒業論文もしっかり書きます。
たとえば…
「メニューから考察するスターバックスの経営戦略」
「広隆寺弥勒菩薩半跏思惟像の期限についての考察」 etc…
え?高3のテーマ?? な感じです。
Wコースは、「高校入学段階で早稲田大への進学が確約」です(よほどのことがなければ、だとは思いますが)。
また、Bコースの指定校はもちろん、中には高校入学時Aコースからも数名早稲田に上がる生徒もいるとのこと。
これはやはりすごいことですよね、早稲田大学への進学の可能性が高いこと。
これは特に関西の私立にはないところです。
実際、このために関東から「高校だけ大阪に出てきて寮で生活している生徒もいる」とのこと。
ただ、
覚悟は要りますね。ご家庭もそうですが、本人に。
「3年後には親元を離れる前提」になっていくので。
ま、実際は少なくない高3生は「大学進学と同時に家を出る」なので、そこまで大げさではありませんが。
中3生は、これから実力テストを終えて、本格的に「進路について考える」時期になります。
「私立は行くつもりないからどこでもいいや」やアウトです。
もしかしたら、公立入試当日、体調激悪で…なんてなったら、通うべき高校になります。
オープンスクールなどに行き、自分の目で自分の価値観でしっかり判断し、おうちの人の意見も聞いて、決めていってほしく思います。