【山田校】子どもが勉強したくなる理由

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山田校の堀口です。サッカーワールドカップが終わって、寝不足からやっと解消される人が増えていきそうです。

さて、今日は先日の保護者面談で相談を受けたことから。

 

「小学校でのテストがあまりよくなくて、漢字を覚えようとしない。怒ってばっかりになるんです。」

どうしましょうか?

 

 

「幼稚園の時からほとんどの漢字は読める」

「小学校に入る前から足し算引き算ぐらいはできるようになっていた」

ちょくちょくこうしたことを聞きます。

 

こうしたことができないお子さまをお持ちであれば、ちょっと焦って、

「やっぱり幼稚園の時から何かしら塾とか通わせておいた方がよかった」

「次、中学に入る時のために英語をさせておいて困らないように」

みたいなことになってしまいがちです。

 

もちろん何かしらさせておいたらできるようになるケースが多いです。

 

でも、私はこれってちょっと違うかな、と思っています。

できるようになっても、 「直接的な理由ではない」と思います。

 

小学校低学年はもちろん高学年もそうですし、何なら中2ぐらいまでの勉強の理由って、自分の中にある場合は少ないのではと思います。

 

幼稚園で計算ができる子って、「計算できたらお母さんが喜んでくれた」とかが動機になっていると思います。

特に学齢が低ければ低いほど、勉強はコミュニケーション手段のひとつなんだと思います。

 

「勉強が好き」とかではなく、それを使って周りとコミュニケーションが取れる、だから楽しい。

幼稚園ぐらいであれば、それほど語彙や経験があるわけではないので、ある意味「数字が共通言語」、みたいな感じ。

 

だから冒頭、「叱ってばっかりになる勉強」は子どもは絶対避けたいんですよね、きっと。

「漢字の勉強すると、お母さんが怒り出す、だから漢字の勉強は嫌い。」

 

逆に漢字を書くのが得意なお子さんって、おそらく周りのおとながすごくほめている。だからがんばれる。

 

「みんなに喜んでほしいから」

 

これってなんなら中2ぐらいまで同じだと思います。

(私は中1は小7、中2の前半は小8だと思っています。)

 

中3ぐらいになってやっと、高校の進路を考えるようになって「勉強は自分のため」って突きつけられてやっと自覚する、ぐらいだと思います。

 

表題、「小学生の勉強の動機」。「お母さんが喜ぶ顔を見たい」だと私は考えます。

 

 

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