【山田校】高校受験 過去問を解いていく

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山田校の堀口です。中3生は私立の過去問を解き始めている時期ですね。

今回は、過去問を解くときの注意点を挙げていきます。

 

 

まずそもそも、中3生ぐらいであれば、「去年出た問題なんて今年でないでしょ?なんで解く必要あるの?」と思っている生徒、実はけっこういます。これ、間違いです。

 

過去問を解く意味

 

これは以下の2点です。

①問題傾向の把握

②時間配分の想定

です。

 

 

①は中3生にとってはちょっと難しいかもしれません。

どの分野が出ている、などぐらいはわかると思いますが、特に私立高校であれば、たとえば「この高校の理科はこういう問い方をしてくる」などがあったりします。大学受験なんかであればそうしたことまでつっこんで対策しておく必要があります。

が、高校受験であれば少なくとも②がちゃんとできている状態でよいです。

 

例えば「数学は大問1は5分、大問3までは必ず30分以内で解いて、最後の大問4には10分かける。残りの5分は必ず大問1と2の見直しに充ててやっていけば70点は取れるようになった」みたいな感じです。大幅な傾向変化がある場合は説明会などで事前に受験生に向けて説明される場合が多いです。よって、「過去問通りの戦略」を立てておきます。

 

 

 

やったらいけないこととやるべきこと

 

①1科目だけ5年分は×

たまに得意科目ばかりやろうとする生徒がいます。これ、実戦的ではないです。あくまでも5科目入試なら5科目を1年分解いてから次の年度に行きましょう。

 

②やりっぱなしも×

極力各科目ごと。少なくとも一年分すべて終わったら反省と次の年度に向けてです。「時間が足りなかった」を毎年続けてもだめです。「1年目は時間が足りなかったけど、次の年やるときにはちゃんと時間配分うまくいった」になっていかねばならない。次は次で反省点が出たらそれを克服していきます。

 

③捨てる勇気や必要

「性格的に全部解かなきゃ気が済まない」「この難しそうな問題、配点高そうだしワンチャン正解できるかも」と考えて沼にはまっていく…は避けたいです。「数学の大問5の最後の2問は必ず捨てる。その分見直しに時間をかける」ぐらいの勇気は必要です。入試は100点取らないと合格できない、なんてないんです。

 

④点取り問題の見極めも必要

③のことともかかわりますが、過去問を解いているとここも気付けると思います。受験生正答率30%以下の問題は間違えていいんです。でも70%以上が正解する問題をボロボロ落とすと痛いんです。

 

⑤いちいち落ち込まない

「この年度で受けてたら落ちてたわ…」みたいなものは要らないです。いちいち気落ちしていたら先に進めません。立て続けに不合格やぎりぎり合格の点数を取っていても、意外と当日が一番点数が高くなった、なんてよくあることです。

 

⑥試験時間は絶対に守る

これは基本中の基本ですが、自宅なんかでやっていて「あと5分」みたいな甘さが命取り、気をつけましょう。

 

 

開進館山田校では最低限のスケジュールは組んでおり管理しながら進めています。

 

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