【山田校】新中3生 ヨーイドン!

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今日は3/10です。昨日で現中3の公立一般選抜入試が終わりました。

受験生の皆さんは3/17の合格発表を待つ、ということになります。

 

さて、今日は「新中3」に向けての話です。

今日の授業で、「新中3」の皆さんには来年の受験に向けての話をしました。多くの中2生にとっては、「初めて人生の岐路を自分で切り拓く」ことになります。山あり谷あり、波乱万丈な一年が待っているかと思います。
私は、高校生になっていくのは「片足一本分ぐらい大人に入っていく」というイメージだと思います。9年間の義務教育が終わり、「自分で決めて進学する」の最初が高校なので。就職などの他の選択もある中で高校を選ぶ、ということはそういうことだと思います。
毎年、中3生には「高校など自分の目で見て、自分の頭で考えて、自分の心で感じて、自分の価値観で進路を決めていけばよい」と話をします。そして、「なりたい自分になるために受験勉強をする」です。
進路選びは「偏差値」や「周りの友達が行くから」で決めてはいけないです。外的要因で決めてしまうと、後悔が生まれてしまうと思います。
過去に教えた生徒で、京都大学の医学部に進学した生徒がいました。「医学部」なので、さぞ理系に強いのか、と思いきや、その生徒は中学のころから「得意教科は英語」「苦手教科は数学」でした。京大合格後、あいさつに来てくれた時に「医学部受験で『数学がネックやな』って思わなかったの?」と聞いたら、その彼は「理学療法士になることが夢なので、数学苦手とか関係ないんです。」と言いました。「あ、これだな、正しい進路の考え方は。彼にとって今の勉強って単なる『夢をかなえるためのツールの一つなんだ』」と思いました。完全に「逆算」で計算されている。
今年の「新中3生」にもどうか自分の頭で将来を考えて、強い気持ちで道を切り拓いていってほしいと思います。

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