【勉強法】定期テスト過去問

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山田校の堀口です。

 

今日はテスト前になったらよく聞かれる「定期テスト過去問」について。

 

過去問はやった方がいいのでしょうか?

 

開進館山田校では、過去問を配布したり、取り組ませたりはしていません。

 

理由としては「使い方が難しいから」です。

 

「難しい?問題解くだけじゃないの?」と思われるかと思います。

 

上手に活用できる生徒はいいと思います。

ですが、そうでなければまったく意味がないものになります。

 

 

<上手に活用できる例>

学校配布のワーク/問題集は完全に解けるようになった。ノート内容もしっかり頭に入った。

→過去問を見て、「今回の出題範囲に合致する内容だけ演習に活用する」

 

これは良いと思います。ただ、その際に「学校の先生がこの内容は出題する」と授業で言っていた内容も把握した上で演習する。

 

<上手に活用できない例>

過去問を「手っ取り早く出る問題だけが載っているものだ」と取り違えて演習する。

 

 

後者の生徒さんは「テスト勉強に楽な近道がある」と思って勉強しているケースが多いです。

 

テスト勉強は、「10のことを勉強して出題されるのはそのなかの2~3が出題される」ものですす。

 

中学のうちに、この経験をしっかり積んでおかないと、高校になって勉強法が破綻します。

 

だから、過去問は「10のことを勉強し終えた生徒のみが活用できるもの」なので、上記「難しい=簡単ではない」と思うのです。

 

まずはやはり

①学校の授業をしっかり聞く

②与えられた教科書・ノート・プリントを理解できるようにする

テスト勉強の鉄則ですね。