【山田校】実力テストを解いてみました(古江台:第2回英語)
山田校の堀口です。
今回の古江台英語の実力テストです。どんな感じの出題だったのでしょうか?
まずは、いつも通り問題構成から。
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【問題構成】
<筆記>
大問1 同じ発音
大問2 アクセント
大問3 適語選択
大問4 空所補充(同じ発音でつづりが異なる)
大問5 適語補充(同意文完成)
大問6 適語補充(日文英訳)
大問7 整序作文
大問8 誤文訂正
大問9 長文読解
大問10 長文読解(条件英作文含む)
<リスニング>
大問11 絵を選ぶ
大問12 質問解答
大問13 スピーチからの適語補充(日本語)
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9月もそうでしたが、「実力テストらしい実力テスト」でしたね。
塾などで受験対策をしっかりしている生徒たちにとっても、なかなか解きごたえのあるテストだったと思います。
<差が出た問題>
以下の問題が「パッと」もしくは「えーっと…」、で解けた生徒の皆さんはいい感じだと思います。
大問3 (3)~(5)
大問4 (1)(4)
大問5 すべて
大問6 (3)
大問8 すべて
上記が「まったくわからなかった、ほぼ×」という人は、残念ながらC問題校は厳しいと思います。
あと、文法問題がなかなかタフなので、大問9にたどり着くころにはエネルギー切れの生徒も多かったのでは?
【得点の目安】
今回もかなり個人的な感覚ではありますが、志望校ごとに区切ると…
●北野受験希望
80点以上なければ×。
●GL校(文理学科)受験希望
70点以上なければ×。
●春日丘・千里などC問題校受験希望
60点以上なければ×。
●北千里・箕面などB問題校人気校
平均点(53点以上)欲しい。
中3生は、今の時期は「二者懇談」や「予備面談」の時期ですね。
専願/併願ともに私学が確定します。
ということは、公立第一志望の生徒も、ある程度見えてきます。
近年の私学受験については、大阪府下(特に北摂)は、「上昇傾向にある」、と思っておいた方がいいです。
保護者の皆さまで、今回の受験が第2子、第3子であれば、上のお子さんの時とは明らかに変化しています。
「え?上の子の時、これぐらいの成績で箕面自由併願したけど、だめなの?」みたいな。
増えています、このケース。
となると、
①併願私学のランクを下げる?
②私学下げると、今度は公立は確実なところに下げる?
③公立確実なところに下げると…想定外の高校になる?
④そうすると私立専願の方がよくなる?
という結果になるケースが増えてきているように感じます。
また、昨今の「私学は早く入試が終わるから」で、子どもたち自身も「勉強しんどくなってきたから私学専願にしよっかな」。
ご家庭も「あー、無償化だし(でも実際は制服代etc.かかるが)」。
…と、もやもや考えてしまうところですね。
でも、結局大事なのは「その学校に行ってよかったと思えるか?」です。
偏差値云々、進学実績はもちろんものさしとして大切ですが。
だからこそ。
この追い込み時期、オープンスクールや説明会はしっかり見ておきましょう。
「フィーリング」も大切です。
また、それらオープンスクールや見学会の時期を逸したとしても。
特に私学であれば、多くの学校さんは電話して「ちょっと学校見せてください」とお願いしたら、何とかしてくれるところ多いです。
とにかく、実際自分の目で見て判断する、ということをしておいてほしいと思います。