【入試情報】2025年度同志社香里受験情報
山田校の堀口です。期せずして関関同立併設校シリーズみたいになっていますが、今回は人気の同志社香里の受験情報です。
当然のことながら、関関同立などの人気大学の併設校は「余裕」を感じます。
施設のすごさはもちろん、先生や行事、授業内容などにもこだわり、お金をかけていく余裕があります。
さて、香里の高校入試についてです。
募集人員などは25年度も例年通りです。
内部進学240名+60名で7クラス。
ここは特徴的だと思うのが、「高1から内部生との混合クラスである」ということ。
雰囲気として「外部生は完全アウェイ状態」になりがちですが…
このあたり大丈夫なようです。
香里では春休みから補講を行ってくれる(=勉強面の追いつきという意味より、外部生通しのつながり)し、入学のオリエンテーション合宿ですぐに仲良くなれる。
<選抜方法>
○提出書類(140点)
内訳は以下。
〔 調査書 〕 90点(5科2.4倍、4科1.5倍)
〔特別活動〕 15点(部活関係)
〔学内活動〕 10点(委員会活動関係)
〔検 定〕 20点(英検/漢検/数研)
〔自己推薦〕 5点(各種コンテストや受賞歴)
○作文(60分、10点)
○面接(グループ、点数化なし)
<24年度専願入試結果>
男子 女子
募集 約30名 約30名
受験 31名 33名
合格 31名 33名
倍率 1.00倍 1.00倍
例年通りです。
ちなみに併願は男女各1名ずつ合計2名いたそうですが、1名合格で1名不合格。
同志社香里の受験の流れは例年
10月 中学進路希望調査
11月 中学側から高校へ書類(=実質、中学からの推薦)
12月 高校側から受験可否の回答アリ
12月段階で受験Goならほぼ合格と言えます。
いわば、大学受験の年内入試的な受験(学校推薦型選抜などのような受験)になります。
一見「書類だけで簡単?」に見えますが…
偏差値は、一部HPなどではあまり高くなさそうには見えますが、個人的な受験の肌感覚として「決して低くない」と言えます。
北摂の公立であれば「豊中・春日丘は合格できる可能性がある」でないと、なかなか受験は厳しいと思います。
また、「大学受験がないから楽できそう」という生徒には向かないと思います。
「大学受験がない分、高校に入ってから打ち込みたいことに打ち込める時間が取れる」ぐらいの感覚が必要です。
過去に進学した卒業生は、中学段階で英検2級、高校在学段階で英検準1級まで取得。
大学では1回生から公認会計士になるための自学もやっていました。
そういう、「先を見据えたことがしっかりできる生徒」にはぴったりの学校だろうと思います。