【入試情報】<公立入試>豊中高校の2024年度
山田校の堀口です。「2024年度入試」の紹介。
今日は「豊中高校の2024年度入試」。
【豊中高校倍率推移18-24】
上記のグラフの説明から。
青の点線は2月に発表になっている希望調査の倍率、赤の実線が実際の入試倍率です。
大阪北摂にお住まいで、高校入試を経験したことのある高校生や保護者の皆さんであれば、周知のことですが、「豊高は倍率が高い」です。
過去5年だけで志願者倍率をとっても1.59倍。公立高校としてはかなり高いです。
ただ、豊中高校は北野や茨木などの「グローバルリーダーズハイスクール校(GL/文理学科設置校)」と異なっている点があるんです。
何かわかりますか?先日の茨木高校の資料と比べてみると…違いますよね。
2月の倍率>出願倍率になっていること。
どういうことでしょう?
人気の高いGL校だと、ふつうは以下の流れかなと思います。
1. 豊高行きたいな-。
2. 2月の倍率見て)めっちゃ人気高いな
3. 偏差値内申点足らないから、最終的には志願下げようか
となりそうなところ。
だから、北野や茨木は2月の倍率が高くて、実際の倍率は下がる、となる傾向がある。
ところが、豊高は…
例えば2024年入試は
定員 360名
2月 548名が希望
最終 564名が出願
となっています。
おそらく、最終の564名は、2月の548名に加えて、茨木などからの志願変更
と考えられます。
なお、2024年の1月発表の進路調査では、
1月 565名が希望
となっていました。
言い方は悪いですが、受験生の傾向として私立合格後の心境として、「池田まで下げるのであれば、関西大倉の特進でもいい」となっているのだとは思います。
つまり、「公立は豊高未満には下げたくない 」ということが、この「2月の倍率>出願倍率」になっているようにも思います。
GL校、府下全体でもやはり10校とも人気は高いです。
追随するように、関西大倉、最近では箕面自由がSS特進で大学進学実績を伸ばしていっています。
昔と違って、受験生やご家庭にとって、「偏差値以外の評価軸」で受験校選びをしていったほうがいいですね。