【受験情報】R10 特色枠の件④ ~運動部に特化した学校~

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山田校の堀口です。

今回は単独の学校ではなく、部活に特化した募集をする学校について。

 

 渋谷高校 <普通科>

区分

:文化・体育的活動

特に求める具体的な生徒像

:次の競技への「適性」を備え、「活動意欲」のある生徒

 野球・男子バレーボール・サッカー・バドミントン

重視する観点

:競技への適性、活動意欲

募集割合

:普通科 20%(R08入試定員では48名/240名)

選抜方法

:実技検査を実施する。学力検査の成績のうち点数の高い3教科の成績(270点満点)調査書の3年生の評定(各教科を2倍した90点満点)及び実技検査の成績(360点満点)の合計(720点満点)の高い者から順に合格とする。

 

 

豊島高校 <普通科>

区分

:文化・体育的活動

特に求める具体的な生徒像

:基礎運動能力に優れ、次の部活動に積極的に取り組み、スポーツを通じて自己を成長させる意欲のある生徒  野球、バスケットボール、バレーボール

重視する観点

:野球、バスケットボール、バレーボールにおける適性、活動意欲

募集割合

:普通科 10%(R08入試定員では28名/280名)

選抜方法

:実技検査を実施する。学力検査の成績(各45点満点とした225点満点)及び実技検査の成績(450点満点)の合計(675点満点)の高い者から順に、特に求める具体的な生徒像に合致する者を合格とする。

 

 

渋谷高校は50%、豊島高校はなんと67%が実技検査がその合否判定につながります。

 

あとは…指導者ですよね。多くの中学生はそこを重視していくと思います。

私立の強豪校で一定の成績を残し続けている高校の部活は、やはりその指導者が一定の実績を持っていたり、指導に定評があったり、元プロ選手であったり…など。

その視点で言えば、やはり私立強豪校とどれだけ渡り合っていける指導者がそこにいるか、ということが大きな問題となっていくかと思います。

 

ただ、少なくともこうしたことを表に出すことで、「特色化」は明確に打ち出せますね。

 

まだまだこれから。各高校が体験会などもして、より魅力を明確にわかるようにしていってくれるのだと思います。