【受験情報】R10 特色枠の件③「千里高校」
山田校の堀口です。
R10年入試(現中1受験時)の特色枠募集の件。
今日は、千里高校です。
<国際文化科>
区分
:学科等への適正
重視する観点
:英語の学力検査の成績
募集割合
:普通科 10%(R08入試定員では16名/160名)
選抜方法
:志願者全員を学力検査の成績(英語を2倍した540点満点、英語資格を活用しない点数とする)の高い者から順に並べ、当該学科の募集人員の上位10%に到達した者を合格とする。
<総合科学科>
区分
:学科等への適正
重視する観点
:数学の学力検査の成績
募集割合
:普通科 10%(R08入試定員では16名/160名)
選抜方法
:志願者全員を学力検査の成績(数学を2倍した540点満点、英語資格を活用しない点数とする)の高い者から順に並べ、当該学科の募集人員の上位10%に到達した者を合格とする。
はい、めちゃくちゃシンプルですね。
「英語の学力が高い」=国際文化科
「数学の学力が高い」=総合科学科
です。
本年度定員で鑑みると、160名の中の10%で16名という特色枠はかなり少ない。
「まわりの人より数学が得意だから…」程度では、それだけで合格を勝ち取れるものでもなさそうです。
(千里高校は理科・社会で安定的に得点できる生徒が勝てていることが多い)
だから、「国語が苦手な分、数学で補います」のような受験では特色枠合格は厳しい。
5科目全体的に合格レベル(五ツ木模試で偏差値65前後はとれている)、かつ数学が突出している、でないとこの枠内には入れない。
「じゃ、そういう生徒は豊中とか狙った方が?」になるところ…
千里高校に限らず、今回の「特色枠の設定」は、各高校のイメージ付けだと思います。
小学生ぐらいから「数学が得意だから家から近い千里高校を目指そう」みたいな。
そういう生徒が増えてきたら、地域の教育にも刺激があり、より優秀な生徒も育っていくのではと思います。
千里の文化科は英語。
千里の科学科は数学。
そのイメージでこれからも進んでいくのでしょう。