【山田校】入試問題に見る「求める生徒像」
山田校の堀口です。
「入試問題を見るとその学校の特性がよくわかる」といえます。
特に高校入試であれば、私立高校ではその傾向がよく見られると感じます。
奈良に東大寺学園という学校があります。
全国的にも有数の優秀な生徒の集まる学校です。クイズ甲子園的なテレビ番組にもよく登場しますね。
今回は東大寺の英語を取り上げます。
ちょうど、先日の中3生の特訓授業の題材として使わせてもらって授業でお話したこともあり、今回取り上げてみました。
「ああ、こういう大人に成長してほしいんだろうな」と感じたので。
著作権の関係もあるので、本文掲載はできないので…
こんな話でした。
・アリゾナのプール付きのおうちに住んでいるお父さんの手記
・その男性には子どもがいて、その子どもに泳ぎを教えようとした。
・しかし、浮き輪を使わずにプールに入ろうとしない。
・自身で教えるのを諦めて、家庭教師をつけることにした。
・水泳のインストラクター経験のある、「優秀な」大学生の家庭教師だった。
・しかし、そんな優秀な家庭教師をつけても成功しなかった。
・ところが、あるシンプルなことをきっかけに息子は泳ぐようになった。
ここにその男性の気づきがあり、「私の誤った考えが彼の上達を送らせてしまった。自分はなんと愚かだったのか。この出来事は自身にとっての教訓となった。」
で話は終わります。
どんなことだと思います?この、この「シンプルなある出来事」とは??
それは…
「子どもをキャンプに預けている間に、息子が同い年の友達が泳ぐのを見た」です。
文章中でその息子さんが言っています。
「あのね、僕は3歳でトミーも3歳なんだ。トミーが浮き輪なしで泳いでたから僕にもできると思ったんだ。」
東大寺学園といえば、超のつく進学校。
おそらく卒業生の多くは社会でいろいろな要職につく人たちになっていくことでしょう。
医者 弁護士 社長 etc.
お金持ちになる人も多くなる事でしょう。
そして、伝統の男子校 。
そんな学校に入ってくる生徒たちに「大きくなったら、ちゃんと間違えない子育てができるような父親になれよ。」というメッセージのように読めました。
こうした難関校の問題に限らず、最近の高校入試って、教えているこちらが「おもしろいな」と感じる題材が多いです。
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