【入試情報】国際やグローバルの志願者

0927履正社

山田校の堀口です。

 

一般選抜の合格発表が週明け20日の月曜日に迫ってきています。

 

「最近、『国際やグローバル』って倍率下がっているのかな?」と思ったので、5年前と比較してみました。

 

 

 

[千里高校の倍率比較]<左が募集 右が出願 ( )内が倍率>

 

2017年 国際 154名-211名(1.37) 総合 157名-205名(1.30)  (学校倍率 1.34)

 

2018年 国際 156名-192名(1.23) 総合 159名-189名(1.19)  (学校倍率 1.21)

 

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2022年 国際 155名-188名(1.21) 総合 118名-193名(1.64)  (学校倍率 1.40)

 

2023年 国際 159名-180名(1.13) 総合 119名-193名(1.66)  (学校倍率 1.34)

 

 

 

 

[箕面高校の倍率比較]<左が募集 右が出願 ( )内が倍率>

 

2017年 普通 320名-220名(0.69) グロ 72名-337名(4.68)  (学校倍率 1.30)

 

2018年 普通 320名-212名(0.66) グロ 79名-308名(3.90)  (学校倍率 1.42)

 

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2022年 普通 240名-258名(1.08) グロ 76名-188名(2.47)  (学校倍率 1.41)

 

2023年 普通 280名-275名(0.98) グロ 74名-139名(1.88)  (学校倍率 1.17)

 

 

 

 

結論、「千里の志願者数としては思っていたほど変化なし」でした。もっと減っているかと思っていました。

定員を減らしていますね。

 

ただ、箕面のグローバルは減っています。半減以下ですね。確かに、実際出願するご家庭や生徒と話をしていても、以前より「とりあえずグローバルで出願してあわよくば普通科」のような出願の仕方は減っています。

 

あと、箕面は「駅から遠いから自転車が使えない遠方の生徒はやはり通いにくい」はあるかもです。

 

 

あと千里。「志願者変わらないのになんで定員減らしたの?」ですよね。

現場で教えていて感じるのは「英語勉強したい。将来は好きな英語を活かした仕事をしたいから国際文化へ。」が昔より減っているのでは?と思います。

 

「海外志向」は減っているとは断言はできません。コロナの影響でそうした志向が大学入試の方でも減っているようですが、高校でも大学でも海外留学もこれから復活はしていくと思います。

 

ただ、「もともと英語はそれなりにできるからわざわざ英語の学科を選ばない」は増えているように思います。小学校での英語学習が始まり、小学生のうちから英語をしっかりさせるご家庭が増えていることは多分にしてあると思います。

 

 

「英語はできる。だから、高校や大学で学ぶのはその先へ。」だと思います。

 

大学入試で言えば、たとえば関西外大が今年の4月から「国際共生学部」を開設します。

これは完全に「そもそも英語はある程度できるよね?じゃ、それを使って専門的に学問を深めていこうか。」みたいなイメージです。

 

 

こういう大学入試での変化は社会の変化を表していると思います。

 

 

やっぱり「英語はできて普通。語学は『ツール』のひとつにすぎない。」がよりリアルだと感じます。

 

 

 

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