【アップ開進館名塩校】R7兵庫県公立高校入試分析⑦

スクリーンショット (3)

こんにちは、アップ開進館名塩校です。

塩瀬中2年はトライやるウィークが、3年は修学旅行が終了しました。「民泊体験が楽しかった」「しまなみ海道のサイクリングが気持ちよかった」など、行く前は気が進まなかった生徒もなんだかんだ思い出に残る修学旅行となったようです。次は体育大会…!行事が盛りだくさんですが、中3生は実力テストも迫っています。実践形式の問題に慣れておきたい!ということで、今回は、理科大問2(地学分野)の解説になります。

 

前半は兵庫県南部地震から30年ということもあり、中1内容の地震がテーマとなりました。こちらの、(1)(2)は得点しなければならない問題でした。一方で、(3)はあまり目にしない問われ方だったため、戸惑った受験生も多かったでしょう。震源の位置は2つの半径45kmの半球が接する点を結んでいくと、答えはイとなります。数学的な理解が必要かつ読解力も必要とされた難易度の高い問題でした。(4)は観測地点・震央・震源の3点を結ぶと直角三角形になります。どの辺の距離を求めるかを意識して、三平方の定理を利用すれば、答えを出すことができました。後半は中3天体の内容から、太陽系に関する知識と金星の見え方が問われました。(3)まではスタンダードな問題でしたが、(4)は非常に難易度の高い問題でした。シドニーは南半球に位置するので、金星の見え方は北半球とは異なってきます。これには2つの理由があります。1つ目は、地球の自転の向きが関係します。北半球では反時計周りですが、南半球ではどうでしょう?時計周りになりますよね。よって、北半球と南半球とでは、明け方と夕方の位置が反対になります。2つ目は、方角が関係します。北半球で考えると、地球の中心は北極点(北)になります。では、南半球ではどうでしょう?地球の中心は南極点(南)になります。よって、この2つを意識すれば、答えはエとなります。選択式なので、正答率はある程度あるかと思いますが、今年度の理科の問題の中で、根拠をもって解答できた生徒は、この問題が最も少なかったのではないでしょうか。

 

この天体という単元は、例年、中3の2学期後半から3学期にかけて少し遅めに学習する内容ですが、用語等を覚えれば解けるものではありません。太陽、地球、月などの位置関係を正しく理解しておかないと、得点しきることができません。塾生の皆さんは、2学期前半に一緒に進めていきましょうね。

 

★複数志願選抜模試申込受付中★

兵庫県の公立高校を目指す中3生を対象とした模試です。

◎内申点とテストの得点を合わせたドッキング判定!
◎第1志望は加算点あり、第2志望は加算点なしで判定!
◎圧倒的な分析力を基に作成をした、兵庫県公立高校の一般入試の「本番そっくり」問題!

https://www.kaishinkan.net/event/test-hyogo-korituhantei/

 

★GWチャレンジ実施中★(6/9まで)

自宅で算数・数学の復習問題(WEB解説動画付き)に無料で取り組むことができます。

 

◎GWチャレンジのお得なキャンペーン

・小6~中3は入学金が無料!

・小6、中2、中3は1か月分授業料が無料!

・中1は2か月分授業料が無料!

・中3公立最難関特訓授業料が最大3カ月無料!

 

その他お申込みいただけますと、さまざまな特典がございます。詳しくは以下のURLからご確認ください。

https://www.kaishinkan.net/event/gw-challenge/

 

アップ開進館名塩校<TEL:0797-62-0220>