【アップ開進館名塩校】R7兵庫県公立高校入試分析①

こんにちは、アップ開進館名塩校です。
3/12(水) 兵庫県公立高校の学力検査が行われました。受験後に生徒たちに感想を聞くと、「ベストを尽くすことができた」「●●が昨年よりも簡単だった」など様々な感想を聞けた一方、多く挙がったのが「数学が難しかった」という声でした。そこで今回は、今年度の数学の入試問題に関して、重要なポイントをシリーズでお伝えしていきます。
大問2は、例年と異なり確率分野の出題でした。「なんだこの数列は!?」となった人もいたかもしれませんが、問題文を冷静に読むと理解できます(「フィボナッチ数列に似てる!」と思った人はお見事です)。規則性を理解すれば、確実に(2)②までは得点できるでしょう。どの受験生もこの問題までは正解したいところです。
さて、市西・稲園・宝北など上位校を目指す人は、(2)③以降の解き方がポイントですね。
素早く解くポイントは、「文字で先に計算をすること」でした。文字を使うと、③の3つの数の和は2(a+b)と表せます。これが10の倍数なので、a+bが5の倍数となる確率を求めればよいことになります。④も文字で計算を進めると、「(8a+13b)-(5a+8b)=3a+5bが5の倍数にならない」、つまり「aが5以外となる確率を求めればよい」ということが分かります。
この問題では、文字を使った解き方に慣れているかが問われています。入試演習で扱った問題の経験を活かして生徒たちが解けてくれていることを祈るばかりです。
次回は大問3をご紹介する予定です。
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