逆瀬川校の福永です。

タイトルを見て「えっ！」と思った人もいるかもしれませんが、私が小学生の算数の授業で口酸っぱく言っているフレーズです。

 

ひっ算がだめといっている訳ではなく、不要なひっ算を止めようと伝えています。

ひっ算がマイナスにはたらくのは以下の2点と考えています。

①　文章題のときに、いきなりひっ算を書いて、問題の本質をとらえずに計算をし始めることがおおい。文章題の周りにひっ算だらけになっている人はそうです。

②　計算を工夫してやろうということをしなくなる。1つの式にまとめてやる方が楽なのに、ひっ算に頼ると１個ずつの計算をせざるを得なくなる。

 

たし算・ひき算はもちろん、暗算でやります。
かけ算についても、かける数が一桁ならば、絶対に暗算です。
わり算は分数を習った段階で、ひっ算はいりません（あまりを求めないのであれば・・・）

そして、25×36ですら、25×4×6とやることで600と暗算できます。

 

計算力をつけてほしいという要望が多いですが、これは日々の鍛錬以外、会得する方法はありません。
だからこそ、工夫をして、頭を使って計算する習慣を身に着けることが大切と毎日伝えております。

 

逆瀬川校　福永