【アップ開進館名塩校】R7兵庫県公立高校入試分析⑤

こんにちは、アップ開進館名塩校です。
やや期間が空いてしまいましたが、今回は3/12(水)に行われた兵庫県公立高校入試 数学の大問6のポイントと全体のポイントをお伝えします。
大問6については、形式が変化した昨年に続いてデータの活用分野からの出題となりました。よって、来年以降の受験生も注意していく必要があります。この大問は、数学と生活が絡んで、見開き1ページにわたる問題から、必要な情報を整理して答えていく必要があります。今年度に関しては、一見すると難しそうに感じますが、難易度は標準的で、慌てずに落ち着いて計算すれば、満点も狙える問題でした。(2)はアが正解でしたが、a=0を代入して計算しようという発想が中学生には難しかったかもしれません。
さて、ここまで5回にわたって大問解説を行ってまいりましたが、ここからは全体のポイント解説です。大きく分けてポイントは2点です。
1点目は、基礎的な問題で必ず正解することです。特に大問1の3点×8問や、各大問の(1)(2)は基礎的な内容となっています。これらすべてで、60点弱は得点することが可能です。高校受験の場合、難しい問題を正解するというよりは、基礎的な問題を取りこぼさなかった人から合格していきます。入試本番で、たとえ大問後半の問題が解けなかったとしても、確実にできる問題に間違いがないかを見直すことが重要です。
2点目は、公式や定理を使いこなす練習をすることです。兵庫県の公立高校入試の問題は、難易度の高い問題も多くあります。例えば、関数と図形のような単元が融合した問題が多いことは難しい理由の一つです。場合によっては、初めて見るような問題が出題されることも多くはありません。そのような問題に対して得点するには、公式や定理を暗記したレベルでは太刀打ちできません。問題の条件を正しく整理して、脳内の引き出しを一つずつ開けていくことで、解法が浮かび上がってきます。そのためには、普段の勉強でどのような場面で、公式や定理が使えるのかを意識し、練習しておく必要があります。
次回以降は、理科の各大問の分析を行う予定です。
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