大みそかの年末特訓授業にて
本日は,恒例の年末特訓の2日目です。
朝9:00からの授業に,本日も頑張って勉強をしております。大晦日でも勉強は大変ですが,合格を勝ち取るためには仕方のないこと。本日も夕方6時まで,頑張って私も授業をしたいと思っています。
開進館西宮北口校 西森 義洋
なんて,こんな魂のないブログを私が書くはずないですよね。
大晦日の朝1コマ目の授業,「関学クラス・数学の授業」でついに私の怒りがはじけました。昨日,計算の重要性を語り,計算ミスをなくす方法を教えていました。中には,「そんなことわかっているわ」と言わんばかりに,顔を前に向けず,次の問題を解こうとしいて顔を下に向けている生徒がいました。
しかし,本日の小テストで計算ミスをしている生徒が複数名いました。ほかにも,証明問題の対応順ミス,記号の付け忘れ,合同条件の間違いなど,おおよそ緊張感を持ってやっていればしないようなミスがありました。入試は1点,2点の勝負になることが十分あるので,これを凡ミスでは済ませられないのです。
次のように叱りました。
みんなは,大みそかくんだりまで勉強して,自分が勉強した気になっている。でも真に合格したいと思っていないのではないか。まあ,勉強してそれでだめなら仕方ないぐらいに思っているではないのか。違うならもっと必死に勉強しなさい。そこまで合格したいと思っていないのでそんなに怒らないでくださいというなら言ってほしい。ただし,私はそれは個人の嗜好であるからいったん理解はするが決して尊重はしない。合格のために必死に勉強しろとは言い続ける。それは君たちが15歳であり,私がはるかに年長だからである。もし,小さい子がアイロンに手を当てそうなときに親がそれを止めなかったら小さい子はやけどをする。しかし,親が「子どもが手を当てたいといってるんだから当てさせればよい」なんて言うだろうか。当然,手をつかみ子どもを叱るだろう。15歳と子どもを一緒にするなと言われそうだが,成人になるまでは子どもの責任は大人が見ることになっている。だから,子どもが間違ったことをしそうであれば,大人が注意することは当然と考えている。それでも意見があれば言ってほしい。
私は,志望校への合格を全員に果たしてほしいと思っています。だから,年末のみんなが頑張っていないときに塾に来て勉強することで一歩でも差をつけたいと思っています。ただ,勉強しているからよいなんて私から言わせればちゃんちゃらおかしいです。私は普段は面白おかしい授業をしていますが,こんなときは真面目に,ただひたすら勉強をすべきだと考えています。
私は大学受験のときに,大みそかにだらっとしていて母に大激怒されました。18歳で当然今ほど分別はないので,「わかったわ。大晦日でもやればいいんやろ!」と怒鳴り返して元旦まで徹夜して勉強をしました。今となっては,自分の気の緩みに喝をいれてくれた母に感謝をしております。18歳ですら,分別のある行動をとれていなかったわけです。
1月1日から3日は授業はありません。しかし,過去問の学習などの指示を出しております。もし,その3日間で気のゆるみが見えるようなことがあれば,メールや電話で連絡をいただけませんか。合格まで一緒にやれることはやりきりたいものです。
開進館西宮北口校 西森 義洋 TEL 0798-63-0090