★ラポルテ芦屋校 「成績を上げる唯一の方法」について

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こんにちは。ラポルテ芦屋校です。本日は、「どうすれば成績が上がるのか」を真剣に考えてお伝えできればと思います。 

まず、ここでいう「成績」とは「各定期考査」であるとします。例えば、宇宙のことが好きで自分で調べたり、読書が大好きで多くの本を読んでいたり、も立派な勉強ですが、あくまでも「定期考査(入試)で点数を取る」ということに限定します。

 

その場合、やはり「アリ」でなくてはなりません。普段からコツコツとテストに備えて知識を蓄積していかねば、「定期考査」で点数は取られないのです。これは、もう絶対の絶対の絶対です!お子様方にこの話をすると、「テスト1週間前からの勉強で取れた!」なんて返事が返ってくることもありますが、『知識として蓄積していない』状態だと思います。(こういったお子様は実力考査(入試)になると、全然取られなかったりします。やはり「コツコツ」が絶対なのです)

 

ことばを変えると「先延ばしをしない」ということです。今日すべきことを今日できておれば、必ず成績は上がります。これはすごくシンプルかつ単純明快なことで、例えば、塾の宿題を先延ばしにすると、提出期限ぎりぎりに取り組むことになります。その結果、

 

① 時間がないから雑に解く(ゆっくり考えずに、「分からない」としてしまう)

② 答え合わせが雑になる(漢字ミス、英語の綴りミスなど)

③ 間違い直しができない(間違った問題を放置)

 

といったことが起こります。この状況をいくら続けていても「賽の河原」です。どんなに、良い教材や良い環境でも、成績は絶対に上がりません。この「先延ばし癖」を如何に克服するか、「キリギリス」から「アリ」に生まれ変われるかが、成績向上の本質であり、唯一の方法だと思います。(勉強法や効率化などは、後からついてきます)

 

とはいえ(ここが難しいところですが)、時間管理や学習計画を全て保護者様が、手取り足取り指導・管理するのも賛成できません。最終的には指示をされないと自分では何もできない、動けない「指示待ち人間」になってしまいます。(今の瞬間は勉強ができたとしても、社会に出てから非常に苦労しますし、そもそも大学受験で躓きます。大学受験の指示や管理は保護者様も難しいからです。)「つかず離れず」というと「言うは易し」ですが、ある程度お子様方の自主性を尊重しつつ、先延ばし癖を解決していきたいところです。

 

ここからはご提案ですが、まずはお子様方の環境を整えていくところから見直していくのはいかがでしょうか。「先延ばし癖」は、何か別のものに時間を取られている結果でもあります。以下の項目で該当する場合は、そこからの改善も有効かもしれません。

 

① スマホが自由に使える環境である。(いつでも、自室でも)

② PCが自室にあり、自由に使える。

③ マンガ・小説が自室に置かれている。(いつでも読める)

④ ゲームの時間に制限がない。(いつでもできる)

⑤ 消灯時間に制限がない。

 

スマホやゲームを悪者にするつもりはありませんが、かなりの影響があることは事実です。もちろん上記を禁止するから勉強をする、わけではありませんが、まずは環境を整えることも必要です。「先延ばし癖」は性格とも結びついているため、すぐに改善することは難しいですが、ここの改善なくして成績向上はありません。塾だけでなく、学校やご家庭でも、「コツコツ」の大切さと、その環境づくりを進めていく必要性を感じています。

 

まとめ

『「明日やろう!」は、馬鹿野郎!』(ことばが汚くてすみません)