今年の公立理科どうでしたか?

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本当によく聞かれます。

仁川校の人にも、甲東園校の人にも・・・

志望校別特訓で担当していた逆瀬川校の人

(名乗らずいきなり電話がありました)にも・・・

 

生徒以外にも「理科、難しかったですよね!」と言われますが、そのときは「そやなぁ」と適当な返事をしつつも本音は・・・

 

個人的には・・・

コーヒーを飲みながらでしたが、

ちゃんと39分ぐらいで全部解きましたし、難しいということはなく昨年よりもカンタンでした。

それはそうでしょう!

ここで「いや~!難しかったすねぇ!時間が足りませんよねぇ!」とか言ってまうと、もうこの仕事できないですからね。でも、受験生が解くということに関しては、ちゃんと考えなければなりませんね。そういう意味では、少し厳しい部分もあったかと思います。今回は、特に(1)で「うぅ!」となるケースが多かったので・・・。

でも、この1年、中3に向けてやってきた理科の授業を・・・疲れていても・・・難しくても・・・あきらめずに素直に努力をし続けた人は、上の赤字と同様の感想を持ったのではないかと思います。公立の理科に関しては、私、結構自信ありますからね。

 

さて、適当に感想を書いてみましょう。

 

 

Ⅰ.小問集合

・・・これは満点取れないといけません。

(1)でエとしてしまう可能性もあると思います。指導している中で、感じます。

Ⅱ.植物分野 中1内容

1(1)(2)はいきなり中学受験?という感じでしたね。ここで「うぅ!」となると思います。でも、小学生でも知っていることなので・・・解けてほしいですね。後半、二酸化炭素の割合の問題がありますが、呼吸はしている、光合成は光が必要、光合成の方が呼吸より活発ぐらいの知識はあるので、表とグラフを上手く処理できれば問題ないと思います。

Ⅲ.化学分野 中1内容、中2内容

1(1)から少し嫌な問題だったと思います。120:x=135.8:35.8とすぐに立式できれば良いのですが、経験上100:35.8としてしまう人もいるのではないでしょうか・・・。あとは、密度があったら『体積を質量に変換する装置』ぐらいの意識が必要です。あとは計算が嫌ですが、選択肢があるので、だいたいのところで打ち切って時間をかけすぎないようにするのも重要ですね。(2)~(4)はよくある問題ですね。

2も何度も何度も対策した問題を、ほんの少しだけややこしくした問題です。学校の問題集にもよくありますが、どういったことが起こっているかをきちんと理解しなければならないです。A班の結果も、0.44ずつやけど・・・4.00のところで「あ!このパターンね!」と思って、1.54から3.50を導き出すことが自然とできたかどうか、あとは(3)が正しく処理できるかどうか。

しかし、上手にA班、B班、C班の実験結果と問題を結びつけていて・・・一石二鳥三鳥・・・良問だと思います。良い勉強になると思うので、今後授業で活用していきたいと思います。

Ⅳ.物理分野 中2内容

1(1)から「うぅ!」となると思います。kWh!?

今年の問題は(1)からビビらされる傾向ですね。おそらく。(私はビビりませんよ!)

冷静にならないといけませんよね。

(3)は全部を計算していたら大変です。数値が同じ組み合わせがあるので、そこに目をつけて比例関係などを上手く活用し、時間ロスをなくしておきたい問題です。

2(1)これもまた・・・「うぅ!」です!何やねん!今年の(1)で心を少し折られる感・・・(私は大丈夫ですが)。14.7Ωて!(2)は電源装置の電圧2倍で当然電流も2倍なので・・・ですね。

さて、実験2です。カップAがずっとこの調子のグラフなので6V、直列につながれている2本の同じ電熱線、つまり29.4Ωで、電流がカップAと同様6÷14.7Aだから・・・12Vで・・・18Vという感じポンポンポンです。暗算でもいけますが・・・試験中は難しいですよね。でも、これは定期テストレベルと言うか、回路の問題としては基本なのできちんと解いておきたいですね。さて(4)・・・グラフから水温変化が3倍ということをもとに、それぞれのカップの消費電力は1:2だから、水の質量は・・・と考えていくと良いのですが、難しいですよね。1(3)同様訓練しないと。意外と算数の計算力が必要です。あとは、中学理科の数値と現象のイメージです。水が多い方が温度上がりにくいとか、化学であれば・・・濃いということはイオンたくさん・・・みたいな。

 

そして・・・

Ⅴ.地学分野 中3内容

地震かな?天気かな?天体かな?と思っていました(全部やんけ!!)が、天体でしたね。3学期になってようやく本格的に中学校で学習するので、社会の公民同様、経験値が少ないので苦手な人が多い分野です。

でも、私の天体の授業をはじめからきちんと受けていれば完答してもらいたい問題です。

『天体のポイントは、どの図使うの?』ですから、それが引き出しからドンドン出てくれば、すぐ終わります。でも、これもまた受験生は1の(1)が「うぅ!」となりますよね。

1(3)は見たことないですが、教科書にも載っているあの図ですぐ解けます。図1から季節は冬なので注意は必要ですが。(4)も同じ図で、あとは透明半球の基礎が理解できているかだけです。

2に行って・・・カペラ!聞いたことないでしょう?ここでの気持ちは『なんやねん!それ!』ですよね。

ここも教科書にちゃんと載っている『天の子午線』が何かということは絶対に必要です。それがわからなければ・・・厳しいですよね。その上で(1)は上の図1を活用して解き、(2)はいわゆる1ヶ月で2時間早くなるという・・・これもまた教科書、定期テストレベルの問題です。

3に行って・・・「俺はうお座!」とか言いながら、星占いをする余裕なんかあればいいのですが・・・そんなん無理です。これもきちんと勉強しなければ意味不明だと思いますが、あの図です!ここでは書けないのですが・・・○を書いて、真ん中に太陽をかいて・・・地球をかいて・・・です。

(2)最後の問題です。これは難しいですね。解けた人も少ないと思います。月食と来たので、ちゃんと月食の図をかいて、5日後だからお月さんは・・・だいたい60°だから・・・と言いながら、かに座から2つ行ったおとめ座!って感じです。

入試前のサポートで月のとらえ方をやりましたが、あれをちゃんと思い出せたら、難しくはありません。

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確かに、兵庫県の公立入試の理科は難しいと言われます。

でも・・・言われすぎて『難しいから仕方ない』という考えが走りすぎているような気もします。

ポイントは・・・

『教科書の理解』・・・読み方やとらえ方が重要です。どこから勉強するかも重要です。それはまた授業かどこかでお伝えします。『学校の定期テスト』・・・最大の入試対策ではないかと思います。『解き方』・・・確かに問題集についている解説や解答はすばらしいのですが、もっと本質を捉えた解き方をしなければならないことも多々あります。教科書に書かれていることがベースなのですが・・・。今はこんなところです。あとは授業でお伝えしていきます。

毎年そうですが、大きなポイントになる数学と理科ですが、今年もきちんと指導していきます。

 

加藤